矯正治療後のアフターケア

矯正後のアフターケアの重要性

矯正後のアフターケアの重要性

矯正治療の終了後に保定装置をつけないと、歯並びが後戻りしてしまうことがあります。治療期間をゆっくり設定し、矯正をした方は戻りにくいですが、歯は元の位置を好む習性があるため矯正治療で歯を並べるスペースがあっても戻ろうとします。このような歯の戻りを防止するためには、矯正期間の倍以上の時間をかけて保定をすることが理想といえるでしょう。

なお、2番3番と呼ばれる位置の歯の噛み合わせができていない場合は、歯並びが悪くなる可能性が高く、当院では矯正治療の後に噛み合わせの調整を行います。

アフターケアの頻度

より適したアフターケアの頻度

小児矯正の場合 1ヵ月毎
成人矯正の場合 2ヵ月毎
より適したアフターケアの頻度

保定の期間が終了したあとは、お子さまの場合は1ヵ月に1回、成人の場合は2ヵ月ごとに通院してください。通院頻度の理由は、フッ素による予防治療の効果が2ヵ月程度であるからです。ただし、成人の方でも心配な場合は1ヵ月に1回、忙しくて頻繁に通院することが難しいという場合は3ヵ月に1回程度の通院をお願いしています。

矯正後注意していただきたいこと

ブラケット矯正において、ワイヤーを外したら治療が終了というイメージする方は少なくありません。矯正治療が終了したあとには、歯を少しだけ削るなどの治療を行い噛み合わせの調整をすることが重要です。なお、マウスピース型矯正歯科装置などブラケット矯正以外の治療でも、このような噛み合わせの調整を行うことが理想といえるでしょう。

また、噛み合わせの調整が完了した後も片側で噛むことはできるだけ避けましょう。舌の筋力の低下が原因で呼吸がしづらくなると、寝ている間に、下あごを上あごに引っかけて気道の確保をする方がいらっしゃいます。このような症状があると歯並びを悪化させてしまう可能性があるため、無呼吸症候群の治療を行います。

費用(税込)

・メンテナンス費用 保険が対応されます
・保定装置の費用 33,000円
・修理費用 一部の場合:11,000円
全損の場合:22,000円
・抜歯 5,500円
・調整費用 3,300円

※プレオルソと床矯正は調整費用がかかりません。

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